4大スピリッツの一角であるジンは、マティーニなどのクラシックカクテルに用いられるなど、カクテルベースとしてとてもポピュラー。そこで今回の記事では、「世界のトップバーではどのようなジンカクテルが人気なのか?」をランキング形式でご紹介!TOP10にランクインするカクテルに迫ります!
なお今回のデータは、英国の酒類専門誌Drinks Internationalが世界のトップバー127店舗から集計したのカクテルの売上ランキング「The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2019」を元にしています。
10〜6位
10位: ハンキー・パンキー 9位: ホワイトレディ 8位: フレンチ75 7位: アヴィエーション 6位: ギムレット
5位. クローバークラブ
アメリカ生まれの「クローバークラブ」は、禁酒法より前に誕生していた100年に及ぶ歴史を持つクラシックカクテル。ジンの他、ラズベリーシロップ、卵白などを用いる色鮮やかなカクテルで、近年再び脚光を浴びています。
4位. ジン・フィズ
長らく定番のジンカクテルとして君臨する「ジン・フィズ」。 ジンの他、レモンジュースやソーダを用いるカクテルで、アルコール度数が低めのロングカクテルであることや、その爽やかな味わいは日本人にもマッチします。
3位. コープス・リバイバー
“死者が蘇ること(迎え酒)”と名付けられた「コープス・リバイバー」。 100年ほど前に誕生したカクテルで、#1〜#4まで、異なるレシピのバージョンがあることで知られています。ジンを使用する#2は、コアントローやリレ・ブラン、アブサンが用いられています。
2位. ドライ・マティーニ
過去の偉人達にも愛され、映画などにも多く登場することから“カクテルの王様”とも喩えられる「ドライ・マティーニ」。 ジンの他、ドライ・ベルモット、そしてオリーブというシンプルなレシピだからこそ、バーテンダーによって異なる表情を見せるカクテルでもあります。「ヴェスパー・マティーニ」など派生レシピが多く存在することでも有名です。
1位. ネグローニ
ランキングのトップに輝いたのは、フィレンツェで誕生し、そのきっかけとなった伯爵の名が付けられた「ネグローニ」!ジンの他、イタリアが世界に誇るリキュールであるカンパリと、同国が本場のスイート・ベルモットというイタリア色の強いカクテルです。 ハーバルな香りと甘さとほろ苦さが絶妙に絡み合うカクテルで、現地では食前酒としてもポピュラー。実は当ランキングで5年連続でNO.1を獲得している絶対王者でもあります。
ちなみに、「ジン&トニックは?」と気になる方もいるかもしれませんが、現地では“焼酎の水割り”のような当たり前すぎる飲み方のため、あまりカクテルという捉えられ方でもないそうです。
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